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未来を共に考えるSWELLの理念、ボーダーを飛び越えて共に戦う

2021.08.29

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持続可能な開発目標【Sustainable Development Goals】。通称、『SDGs』。世界的目標として17の目標が掲げられており、私たちSWELLもその理念に添い、誰もが自身の力を存分に発揮して活躍することができ、働きがいや生きがいを感じて輝き続けられるような社会づくりに貢献していきたいと考えている。今回は、代表取締役社長谷口和弘とBC SWELL キャプテンZussyにその思いを聞いた。

SWELL設立の想いと求める力

近年特に注目を集めているスポーツの一つ「eスポーツ」。日本での認知度はまだまだ低いが、誰でもどこでもスマートフォン、ネット環境さえあれば参戦できる自由さはジェンダーや人種、身体的特徴などを飛び越えてあらゆる人にチャンスがある。

谷口:日本では「ゲームってダメだ」というようなイメージがあると思う。けれど、eスポーツではゲームを極めることによって職業として成り立つことができる。自分たちがチームをつくることによってその可能性を、そういう世界が広がっているんだということを多くの人に知ってもらいたい、そして戦うきっかけをつくれたらと思いチームをつくりました。

谷口の想いに打たれ集まった選手たち。谷口が選手たちに期待することは「役割を理解し相手を尊重していくこと」だと話す。

谷口:今参戦しているタイトル「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」は4人1組のチーム。ゲームというと閉じこもりがちになるイメージがあるけれど、チームとして協力して戦わなければいけない。周りを尊重しながら、その中で自分にできる役割がなんなのかをその時々できっちり判断して動ける選手になって欲しい。

谷口の目指すチームになるためにZussyのチーム作りにも気持ちが入る。

Zussy:チーム競技ということでみんなで協力しながら日々のコミュニケーションをとり、思いやりを持って接していこうと、みんなで考えながらチームを成長させている。コーチやアナリストなど、サポートいただいている方々の存在も重要で、それぞれの想いを一つにして目標に向かって頑張っています。

影響力を持ってこその社会貢献

谷口はこれまでMr.Children、ナオト・インティライミ、大久保嘉人ら有名アーティスト、タレント、選手たちをマネジメントしてきた。そのプロデュース能力はこれからSWELLでも活かされていく。

谷口:結局人気がなければ影響力を持つことはできない。地方創生に協力していきたいと考えても人気があって、影響力があるからこそ注目され興味を持ってもらえるのであって、人気がない状態でイベントなどを行っても正直自己満足で終わってしまう。そのためには、まず「知ってもらう」ということが重要で、人気者になればなるほど人に与えるものも大きくなっていく。彼らのようになりたいと憧れる子どもたちも出てくるかもしれない。今までマネジメントを通して培ってきた経験や知識はそういった意味で活かされていくと思うし、チームを助け、ひいては自分の助けになると考えています。

eスポーツでは後回しになりがちな「ブランディング」。実力はあるものの業界内だけで外にアピールできているチームは多くない。谷口のノウハウがチーム運営に活かされていくことについてZussyは「恵まれている」と話す。

Zussy:谷口社長のマネジメントによって、選手がプレーする以外のところでも知名度が上がり、新たな可能性が広がるかもしれない。また、選手が有名になることで新しい雇用の場が生まれるかもしれないし、新しい文化や新しいコミュニティが生まれるかもしれない。新しい未来を切り開いてくれる力を持つ谷口社長のような存在が支えてくれるのは本当に恵まれているなと思います。

SWELLが目指すもの

SWELLでは「地方創生を目指し、課題解決に貢献する」、「スポーツ選手のセカンドキャリア構築支援」、「不平等や格差を超える才能の開花と雇用機会の創出」という3つの取り組みを行なっていく。

谷口:地方には過疎の問題、少子高齢化や空き家問題もある。人が少なくなると雇用も減っていってしまうという悪循環。今地方が抱える問題は膨大だと思います。eスポーツはどこにいてもネットがあれば誰とでも戦うことができるという特性を持つ。その特性を活かし、今は都内にあるゲーミングハウスも空き家を利用させていただいて、地域の方々と交流を増やし、イベントなども行えればと考えています。そうすることで新しいコミュニティがつくられ地域がどんどん活性化していく。チームの人気が高まれば、子どもたちも自分が住む地域を出なくても「色々な人に出会える、面白いことができる、有名になれる」、そんな希望を抱くきっかけになる。そうやってチームの影響力を社会に貢献して一緒に課題を解決していけたらなと思います。

SWELLでは選手たちの未来についても新しい道を切り開きたいと模索している。

谷口:現役が終わると次にどんなキャリアが待っているのか、どうしていいかわからないという選手は多いと思う。eスポーツに足りない部分はプロスポーツとしての成熟度。ゲームの延長だと思われがちだと思うので、もっとみんなでプロスポーツとしてどう「勝ち」にいくのかというのを真剣に考える必要がある。そのためにメンタル面やフィジカルにおいてサポートが必要だと思うし、そういった職業は引退した後のキャリアにも繋がる。さらに未来を描くのなら、別にeスポーツの選手の引退後の活躍の場がリアルスポーツにあってもいいのではないでしょうか。例えばサッカーを全くやったことがなくても、サッカーゲームを通じて戦略を学び、活かすことができるかもしれない。いくつもの戦い方を知っているのでJリーグのコーチの一人になれたりするかもしれない。そういった未来が本当に来て欲しい。そういった総合的なセカンドキャリアの構築が僕たちの最終目標だと思っています。

セカンドキャリアについて真剣に向き合ってくれる体制は選手たちにとっても大きな助けになる。

Zussy:eスポーツ選手っていうのは選手寿命が短い職業だと思う。谷口社長のおっしゃる通り、プロを引退した後のキャリアについて不安に思う選手は多い。そういった部分までチームとして考えていただけるというのはとても安心できる環境です。だからこそ、今目の前にある試合に必死になって頑張ることができる。

谷口:eスポーツには「距離を超え」「人種を超え」「ジェンダーを超え」「年齢を超え」戦えるという特性がある。今参戦しているリーグはスマホゲームのリーグなので、それこそスマホとネットがあれば参入することができる。あらゆるボーダーを取り払い、誰にでもチャンスがあることを伝えたい。また、選手だけにスポットがあたりがちですが、コーチやアナリスト、ライフマネージャー、大会運営の方々など、今までにない職業が今生まれようとしていて、そうした新たらしい職業、雇用にも力を入れていきたい。

eスポーツが持つ可能性はさまざまな概念を壊し、これまでになかった新しい未来を描いていく。そしてその可能性は、今現在の社会問題を置き去りにするものではなく、解決し導いていく力すらも持つ。

谷口:これまで話させていただいたことを言っているだけでなく、必ず実行していきたい。社会が抱える問題にしっかりと向き合って解決策を見出していきたいと考えています。その課題を解決する過程の中で、生まれてくる雇用の場や可能性、そしてジェンダーや国境、いろんなものを飛び越えていく特性を最大限に活かしながら社会的意義を果たしたい。